お役立ち情報|妊娠したい方、妊婦さんへ
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妊娠女性の葉酸摂取の状況
平均年齢 31.9歳 葉酸摂取勧告コメントを少しでも知っていた割合(認知率) 64.5% サプリメントによって意識的に摂取した割合(摂取率) 妊娠前 15.7% 妊娠後 48.9% 妊娠女性の葉酸摂取の状況と初産、経産女性の差異
平均年齢(歳) 初産(n=1149) 経産(n=1118) 30.9 33.0 葉酸に関する勧告を 知っていた 54.9% 74.5% 知らなかった 45.1% 25.5% 葉酸サプリメントを 妊娠前から摂取していた 18.6% 12.7% 妊娠後から摂取していた 58.7% 39.1% 葉酸に関する勧告を知った上で 妊娠前から摂取していた 29.4% 16.3% 妊娠後から摂取していた 61.5% 42.2% 出典:厚生労働省科学研究費補助金(成育疾患克服等次世代育成基盤研究事業)
本邦における先天異常モニタリングによる先天異常発生要因の分析とその対応に関する研究 平成22年度 研究報告書平成21年国民健康・栄養調査結果の概要が発表になり、妊娠可能な年齢の女性は妊娠時に必要な葉酸量が摂取できていないことが明らかになっています。 (詳しくは、「やっぱり葉酸不足?」をご覧ください。)また葉酸に関する勧告を認識しているヒトが多いにも係らず葉酸摂取をしていないヒトが経産婦さんに多いことに、とてもびっくり!です。
確かに子育てに忙しく、そんな事まで、かまっていられなかった、という方もいらっしゃると思います。
でもそんな方ほど、ご自分の食事の状態も後回しになってしまっているのではないでしょうか?
2度目だから大丈夫!ということはありません。
見直すべき点は見直して、きちんとバランスのとれた食事や食事からでは補いきれない場合は、サプリメント等を上手に利用して必要量をきちんと摂取しましょう。
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妊娠初期にはビタミンAの過剰摂取を避けて
ビタミンAは上皮細胞、器官の成長や分化に関与するために、妊婦にとって重要なビタミンです。
しかし、ビタミンAは過剰摂取により先天奇形が増加することが報告されています1)。
そこで、妊娠を計画する、および妊娠3ヶ月以内の人はレバーなどのビタミンA含有量の多い食品、ビタミンAを含む栄養機能食品やサプリメント等の継続的な大量摂取を避けることが大切です。
なお、β-カロテンは植物由来のプロビタミンAであり、ビタミンAが不足した場合、体内でビタミンAに変換されます。
現在、β-カロテンの過剰摂取による障害は知られていないので2)、上限値を考慮したビタミンA摂取量の算出にはカロテンは含まれていません。ビタミンAの食事摂取基準(μgRE/日) 推定平均必要量 推奨量 耐容上限量 18~29歳 450 650 2,700 30~49歳 500 700 2,700 妊婦(付加量) 初期 +0 +0 中期 +0 +0 後期 +60 +80 授乳婦(付加量) +300 +450 日本人の食事摂取基準(2015年版)
平成28年国民健康・栄養調査結果によると、1日あたり平均のビタミンAの20代女性の摂取量の平均は、459μgRE、30代女性の摂取量の平均は、484μgREであり、ビタミンA食事摂取基準における必要量は450~500μgREであるため食事からで十分摂取できていることが伺えます3)。
1)Rothman KJ, Moore LL, Singer MR, et al. Teratogenicity of high vitamin A intake, N Eng J Med 1995; 333:1369-1373.
2)平成28年国民健康・栄養調査結果の概要赤ちゃんが欲しいと思ったり、妊娠すると自分の身体に取り入れるものに関して、とても敏感になると思います。 必要以上に気をつかう必要はないと思いますが、この機会に日頃の食生活を見直すことは、とても良い事ですね。
そんなときに役立つのが、
「妊産婦のための食事バランスガイド」。
是非、参考になさってくださいね。
また妊娠に係るビタミンとして重要なビタミンのひとつが「葉酸」です。
実は不足していることが報告されています。
平成21年国民健康・栄養調査結果の概要が発表になり、妊娠可能な年齢の女性は妊娠時に必要な葉酸量が摂取できていないことが明らかになっています。
(詳しくは、「やっぱり葉酸不足?」をご覧ください。)
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毎日、赤ちゃんは少しづつ変化し、いろいろなことに反応しています。 ママは、その第一発見者になる、とても大事な役割を持っています。
赤ちゃんのからだについて
体重
生まれたときから、どんどん体重が増えるわけではなく、生理的な体重減少があり、3~4日すぎて元に戻ります。
体形
頭が大きく、4頭身。腕は、W字、足はM字の姿勢をしています。
体格
お腹がぽっこりで、でべそです。
呼吸
呼吸数は1分間に40~50回、脈拍数は、1分間に120回前後と多いです。
体温
代謝が高いので体温は高めです。3ヶ月くらいまでは体温中枢が未発達なため気温に左右されやすいため環境を整えてあげる必要があります。五感や脳の発達について
日々変化し発達していきます
感覚器官は、脳とともに発達していきます。
妊娠36週くらいで脳の構造はほぼ作られますが、機能はまだ未熟で情報をうまく処理できません。
新生児の視力は0.01~0.03くらいといわれています。赤ちゃんとお母さんの距離が30cmくらいならば見える距離になります。
嗅覚や味覚、皮膚感覚はかなり機能していて母乳の匂いもわかります。
子ども期の脳のはたらき
大脳皮質には誕生時期に1,000億個のニューロンがあるといわれており、成長のピークは生後8ヶ月で、その後は必要な回路を残して消失するというように変化していきます。そして1億の神経細胞に約2~5万のシナプス連結をしています。
ニューロンの形成がとても早い時期に行われているので、たくさんの刺激が入っているということでもあります。
いろいろな刺激をちゃんと入れてあげることが重要です。
睡眠の大切さ
生まれてすぐは1日のほとんどを眠っています。赤ちゃんの時期はレム睡眠の割合が多いのが特徴です。レム睡眠は脳に入った情報を記憶したり整理するのに必要な睡眠で、赤ちゃんはそれだけ多くの情報を受け取っていることがわかります。
また、深いノンレム睡眠中に脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌されます。成長ホルモンは代謝を促して身体の組織で傷んでいるところを治す作用や骨を伸ばし、筋肉を増やす作用があります。 そのため、子どもが成長するために一番大切なホルモンであり、夜11時~12時くらいに、たくさん出て来るので、この時間帯にはぐっすり眠れるように環境を整えましょう。赤ちゃんの反応と脳の発達
原始反射
【3ヶ月頃まで】 掌握反射、モロー反射、引き起こし反射、吸てつ反射などの脊髄レベルの反射
【6ヶ月~5歳くらいまで】 立ち直り反射などの中脳レベルの反射
【8ヶ月頃から】 パラシュート反射、とびはね反応などの平衡反応の大脳皮質レベルの反射
スキンシップ
皮膚感覚も重要で、赤ちゃんは皮膚からたくさんの情報を得ています。
特に触覚といわれる口唇、舌、手掌、足底などはとても敏感です。痛みも6~8週くらいで成人と同様に感じています。
からだが触れ合うと、ぬくもりとやわらかさの感触から赤ちゃんは安心するのですが、五感を通じて脳が育っていくという視点からも、ママとパパにはたくさんスキンシップをとっていただきたいですね。
※平成21年度 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業 産じょく期母親の健康・育児支援啓発普及事業 事業報告書より改変生まれたばかりの赤ちゃんは、何をして欲しいのか、わからないことが多く、ママは戸惑ってしまいます。特に泣き止まなかったりすると、どうして良いのかわからなくなって、こっちが泣きたくなることも、しばしばあると思います。そんなときは、抱っこやおんぶして泣きつかれて眠ってくれるのを待つしかない・・・なんて皆経験していること。
ママも五感を働かせて、赤ちゃんと接してみてはいかがでしょう。そうすると分かることも出てきます。
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妊娠・出産は女性の身体に大きな負荷を与えます。
出産は生活スタイルなどに大きな変化をもたらし、それがママに大きな影響を与えます。
産じょく期とは、出産6~8週間の期間を言います。母体の回復について
産後に注意したいこと
【子宮復古不全】
産後1ヶ月たっても、子宮がなかなか元の大きさに戻らないことがあります。
原因は、子宮の中に胎盤の一部などが残っていたり、細菌感染や子宮筋腫などがあるときです。【悪露(おろ)】
分娩後に性器から排出される分泌物を悪露(おろ)と言います。
はがれ落ちた子宮内膜、子宮内や産道からの血液やリンパ液などがまじったもので、最初は血性の赤い色をしていますが、日がたつにつれ、色も量も変化していきます。【子宮下垂】
出産によって骨盤底筋がゆるむので、子宮が正常の位置よりも下がってきてしまうことがあります。子宮が膣の中にまで下降してしまった状態です。
産後に起こりやすいトラブルです。【高血圧、たんぱく尿】
妊娠中の高血圧やタンパク尿が消えないことがあります。【乳腺炎】
乳腺に母乳がつまり、乳首から細菌が入って乳腺が炎症を起こした状態です。
発熱することもあります。【腰痛、関節炎など】
産後は骨盤のゆるみや変形から腰痛が起こることも少なくありません。
また赤ちゃんの世話などで前かがみの姿勢になることも腰痛の原因になります。
授乳や搾乳、抱っこ、あるいは肩こり、関節痛や筋肉痛、腱鞘炎に悩む方も多く見られます。
産じょく期のこころについて【マタニティブルーズ】
産後数日から2週間くらいの間に起きるこころの症状で、気持ちが落ち込んだり、涙もろくなったりします。
不安や緊張、物忘れや集中力の低下、食欲不振などを訴える場合もあります。
一過性のものなので自然におさまっていきますが、「産後うつ病」に移行する可能性もあるので、症状の経過に注意することが必要です。【産後うつ病】
産後うつ病はふつう出産後2~3週以降に始まり、約1割の母親に発症するといわれています。
通常のうつ病と同じように、生活全般に対して、興味や喜びを感じられなくなり、自分に非がないことでも、自分が悪いから、と過剰に自責の念や罪悪感をもちます。
そのような精神状態になることで、生きていても仕方がないと考える場合もあります。
産後うつが疑われるような症状がみられたら、早期に医療機関につなげることが重要です。
夫をはじめ周囲が早く気づくためにも、産後うつについての知識を身につけておくことが大切といえます。
出典:平成21年度 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業 産じょく期母親の健康・育児支援啓発普及事業 事業報告書より改変
女性にとっての一大イベント!
妊娠、出産は、女性にとっての一大イベント。
妊娠中に出産後の事まで、なかなか考えられないと思いますが、ちょっとだけでも知っておくと、いざというときに対処ができると思います。
産後1ヶ月には、赤ちゃんと一緒にお母さんの検診もあります。
それ以前に何か気になる症状があるときは、遠慮せずにかかりつけ医や保健師さんなどに相談しましょう。
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花粉症を含むアレルギー性鼻炎は、発作性反復性のくしゃみ、水性鼻漏、鼻弊を主な症状とする鼻粘膜のI型アレルギー性疾患。
妊娠すると、患者の約10%が鼻過敏症状が悪化、発症することが報告されています。
特に妊娠中期以降は、うっ血性鼻炎の傾向となり症状は悪化します。
基本は、抗原の除去、回避や薬物治療によって症状を抑えることで、薬物使用の有無で非薬物療法と薬物療法に分けられます。
非薬物療法は妊娠の時期を問わず実施可能であり、薬物療法と併用すると効果的です。非薬物療法の例
抗原の除去、回避:抗原の完全除去は困難だが、抗原の減量により症状軽減が可能。(例:マスク着用など)
局所温熱療法:43℃のスチームを10分間、鼻から吸入。
入浴
蒸しタオル:1回15分以上、1日3回…鼻閉、鼻汁などの症状軽減
薬物療法に関しては妊娠時期を考慮する必要があるため、かかりつけ医と十分にコミニュケーションをとり、最適な治療を選択してください。
出典:外山 由夏、他.アレルギー性鼻炎治療薬の妊婦への影響.日本薬剤師会雑誌.62(3)339-344,2010.
花粉症がある方は、つらい季節になりました。
妊娠中、授乳中にくすりが飲めないと困る方も多いのではないでしょうか?
妊娠中は、さまざまな体調変化があるかもしれませんが、妊娠生活をより快適なものにすると同時に、赤ちゃんの健康な成長のために、最新の予防グッズなどの情報収集も大切です。
また、花粉の飛散が多い時期は、家の中に持ち込まないように工夫しましょう。
外出時は予防グッズを使用し、帰宅時には衣服、髪をよくはらってから家の中へ
帰ってきたら、手洗い、うがい、鼻をかむ(できたら洗顔もしたら良いかも)。
洗濯ものや布団などは、屋内に干しましょう。
掃除はこまめに行いましょう。
なかなか症状が改善せず、つらい場合は、我慢しないで受診し、かかりつけ医と相談しましょう。
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国民健康・栄養調査は、定期的に実施されている調査で、国民の身体の状況、栄養素等の摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進を図るための基礎資料を得ることを目的としています。
平成28年の調査結果の概要が平成29年9月21日に厚生労働省より発表になりました。
調査結果より、妊娠期に重要な栄養素である「葉酸」「鉄」「カルシウム」の各年代の女性の摂取量は、以下の通りでした。
特に葉酸摂取推の推奨量は、妊婦の付加量が+240ug。
あなたは十分に葉酸が足りていますか?妊娠期・授乳期に重要な栄養素
日本人の食事摂取基準[2015年版]より、妊娠期・授乳期に重要な栄養素の量は・・・
日本人の食事摂取基準より(女性) 栄養素 推奨量 妊婦(付加量) 授乳婦(付加量) 葉酸(μg) 240 +240 +100 カルシウム(mg) 650 - - 鉄(mg) 6.0〜6.5 初期:+2.5 中期・後期:+15.0 +2.5
※鉄の推量量は、月経なしのときの基準になります。月経ありの場合、10.5mg。
※鉄の妊婦の付加量は、妊娠中期、後期の摂取基準となり、初期の付加量は、+2.5mgとなります。
出典:日本人の食事摂取基準[2015年版]
今回の調査結果より
1日あたりの平均摂取量(女性) 栄養素 20~29歳 30~39歳 40~49歳 葉酸(μg) 229 240 244 カルシウム(mg) 396 439 439 鉄(mg) 6.5 6.7 6.5
出典 :平成28年国民健康・栄養調査結果の概要
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妊娠中の体重増加が遺伝素因とは無関係に子の出生時体重を増加させることが、アメリカ ボストン小児病院のコホート試験で示されました。
同じ女性が複数回、妊娠したときの体重増加の差と出生時体重の違いを評価。
51万3,501人の女性とその子116万4,750児が対象。
固定効果モデルによる評価では、妊娠中の体重増加と出生時体重の間には、一環した関連が認められた。
また条件付きロジックモデルによる解析では、出生時体重が4,000g以上の子が産まれる頻度は、妊娠中の体重増加が24kg以上の女性が、8~10kgの女性2倍以上であった。
研究グループは、「遺伝素因とは無関係に妊娠中の体重増加は子の出生時体重を増加させる」と結論し、「出生時体重と成人体重の明白な関連を考慮すると、妊娠中の女性をターゲットとした肥満予防策が、将来的に子にベネフィットをもたらす可能性がある」と推察している。
出典:Ludwig DS et al. The association between pregnancy weight gain and birthweight: a within-family comparison. Lancet.2010 Sep 18;376(9745);984-90.日本における状況
日本では、2005年12月に厚生労働省より、「妊産婦のための食生活指針」に妊娠中の体重増加の目安が示されています。
1日あたりの平均摂取量(女性) BMI ~18.5(未満) 18.5~25.0(未満) 25.0~(以上) 体型 やせ型 普通 肥満 体重増加目安 12~9kg 12~7kg 5kg程度(個別対応)
胎児の適切な成長のためには、妊娠中の適度な体重維持と適切な栄養摂取が大切であると言われています。
妊婦検診における体重測定には、きちんと意味があります。
これからマタニティ生活を送る皆さんには、ちょっと頭に入れておいていただきたいですね。
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妊産婦におけるインフルエンザに対する対応は、日本産科婦人科学会がQ&Aを発表しています。 その中で、インフルエンザワクチン接種に関しても触れられています。
○日本産科婦人科学会
妊娠している婦人もしくは授乳中の婦人に対してのインフルエンザに対する対応Q&A(平成22年12月22日)
妊産婦は、感染すると重症化しやすいと言われています。
もし感染したとしても、すぐにかかりつけ医に受診し対処していただくことを覚えておきましょう。
おかあさんが落ち着いていると、おなかの赤ちゃんも落ち着いて安心しますよ。まずは、予防が大切です!
感染防止に効果的なのが、手洗い、うがいをする事です。
外出から帰ってきたら、必ず実施してくださいね。
もちろん、一緒に住んでいる方々にも実践してもらいましょう。
特にパパは必須!です。
また、インフルエンザワクチンの接種も大切です。
早めに、かかりつけ医と相談してみましょう。
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ストレス関連物質であるα-アミラーゼ(※)値が高いと、女性が妊娠する確率が低いことが示されている。
今回の研究対象18~40歳の英国女性、274人。排卵周期をグラフ化し調査。
その結果、α-アミラーゼ値が最も高い群は、最も低い群に比べて各周期に妊娠する確率が約12%低かった。
今回の結果は、妊娠がうまくいかないストレスによって、ますます妊娠がしにくくなってしまう可能性が指摘されており、女性のストレスをいかに軽減させることが適切な方法のひとつであることが示唆されている。
ストレスを緩和するためにアルコールやたばこを用いる方も多いが、これらの物質も妊娠率を低下させてしまうことが分かっている。
出典:Buck Louis GM, et al: Stress reduces conception probabilities across the fertile window: evidence in support of relaxation.
※α-アミラーゼ:身体的、又は心理的なストレスに対する身体反応の指標として用いられている。
でんぷんを消化するために唾液中に分泌する。ストレスを上手に解消することが大切
妊娠を望む女性で不妊治療をしている方は、284,800人(※)であり、年々増加していると言われています。
妊娠率を低下させないためにも、ストレスを上手に解消することも大切な治療のひとつであると言えます。
ダンナさまと一緒に、日常とは違うことをする、旅行に行くなど、ふたりでリフレッシュする方法を探してみるのも楽しいですよね。
※平成10年度厚生科学研究費補助金厚生科学特別研究「生殖補助医療技術に対する医師及び国民の意識に関する研究」より引用